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旧北陸道 その7 早月加積(はやつきかづみ)-滑川宿-東水橋宿(富山市)-東岩瀬宿 |
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2011年5月 |
早月加積 ( はやつきかづみ )より 滑川宿、東水橋宿を経て、東岩瀬宿まで | |
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ベンガラ格子が現れて驚いた 加賀の雰囲気、京の都の香りが北陸道でここ、滑川まで来ているようだ | |
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剣岳 早月加積から歩き始めて間もなく、朝6時50分ごろ 300mm望遠ズームで撮影 前日と山の形が変わって、歩いた実感が湧いた |
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左~中央の遠くに 別山、立山、雄山 右が大日岳 早月加積より撮影 |
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立山鑑賞スポットだろう 常願寺川 今川橋より |
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山座絵図で山名を確認 | ||
越中の北陸道を歩くにあたって、大学時代にお世話になった先生から貴重な本をいただいた。昭和53年に、富山の北国新聞社から出版された一風変わった本である。 越中山座同定グループ編の「越中山座圖巻」である。富山県の各地から見える山並みを、山々の名前といっしょに絵巻風、屏風画風に、長尺に描いて折りたたんだものである。どこから見た山並みかが書かれていて大変便利である。手書きの図とエッセイ風の説明で、温かみがある絵図である。
高い山は遠くから見るのが良い、などと云っているくらいだから山の名に詳しくなく、車窓から眺めてはもどかしさを感じていた。だから、今回こそはとこの本のコピーと、現代の山座絵図といえる「カシバード」によるCGをプリントして出かけた。街道沿いの見通しのきくところで山の名を確かめ、あるいは写真を撮って、あとで確認した。 カシミール3D 「カシバード」 朝日岳~白馬岳 ページその6のパノラマ写真撮影と同じ場所を指定したCG カシミール3D 「カシバード」 剣岳~大日岳など このページ上部にある剣岳、大日岳などの写真の撮影と同じ場所を指定したCG 剣岳をはじめ、見えるはずの山のほとんどを見ることができたものと思う。長年の望みを果たして幸運であった。 良い季節を選んだことと、予め、天気予報でしっかり確認した成果でもある、と思っている。 これらの山々や、山を背景とした田植えの風景、散居村の屋敷林など、人と自然の関わり合いがすばらしく、これを味わうだけでどんどん時間が経った。 もっとじっくり写真を撮りたいと思う場面が次々に登場した。歩く旅ゆえ気ままに撮れるのはありがたいのだが、なかなか先に進めないからそうもいかない。 三脚がないのも残念である。しかし、季節と天気に恵まれて、自分にとってよい記憶と記録が残せて幸いであった。このページの翌日の朝、活躍した一眼レフと交換レンズ3本を自宅に送り返した。 見事な山々が次第に遠くなったから、残りは身軽に歩こうとコンパクトカメラだけを持ったのである。 |
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常願寺川河口 今川橋から | ||
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廻船問屋 森家 | ||
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旧友と地酒を飲み過ぎて、二日酔いでの3日目であった。 予定を短縮して、今回の最終日である明日に備えることにした |
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