伊豆急全線を歩くtop  
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伊東から伊豆急下田まで80kmを歩く


第3日  第8区〜第10区   
伊豆北川駅 ⇒ 伊豆熱川駅 ⇒ 片瀬白田駅 ⇒ 伊豆稲取駅

50Km、63%終了

        伊豆急ウォーク
資料
 カシミール3D
測定 
実時間
(小休止を含む)
第8区 伊豆北川駅-伊豆熱川駅   2.5km   2.6km     35分
第9区 伊豆熱川駅-片瀬白田駅 2.5 2.5    44分
第10区 片瀬白田駅-伊豆稲取駅 8.5
7.7
2時間20分
    13.5km  12.8km 3時間39分

下の鳥瞰図およびルート断面図はカシミール3Dを利用して作成したものである

<写真と話> この図中のルート沿いにある「」をクリックすると、その場で撮影したスナップ写真と小文が登場します
または、こちらのクリックで順番にご覧いただくことも出来ます
<写真と話> 上の図中のルート沿いにある「」をクリックすると、その場で撮影したスナップ写真と小文が登場します
または、こちらのクリックで順番にご覧いただくことも出来ます

3日目で全コース80kmの約63%を歩き終えた
 快晴との天気予報に、この日に出発を決めたが午前中は雲が多かった。 しかし、今回も風がなくて歩きやすい。梅の開花や、伊豆大島が霞に姿を殆んどみせないなど、春の接近を感じる一日だった。 日本海側の大雪に驚いた今年だが、もうすぐ新しい季節が始まる予感である。
 今回の第8区から第10区の3区間のうち、第10区には、初めての「難所マーク」が付いている。急坂が続くためであろう。上の断面図で分かるように、片瀬白田駅を出てすぐに、いっきに300mを登ることになる。
 伊豆東海岸は温泉地がチェーン状につながっている。まさに生きている地球活動の証拠となる地域である。大室山大噴火の溶岩流の跡を城ヶ崎海岸で見て半島の生い立ちを実感したこともあって、このあたりが地震の多いところであることを思い出した。 遊んでいる間は、誰だってそんなことを忘れているであろうが、ところどころで白い蒸気をあげて誘いかけてくる温泉を、腹立たしく思いながら無視して一人で黙々と歩いていると、余計なことに気付いてしまうようだ。
 三宅島やその昔の伊豆大島の噴火での全島避難の記憶はにさほど古くないし、昭和49年5月9日の伊豆半島沖地震のときに中木で起きた山津波によて、仲間との旅で一晩お世話になったYさんご一家がなくなられたことも思い出す。そもそも、伊豆半島や伊豆諸島はプレートのぶつかり合いから起きる火山活動によってつくられたところである。この辺は、ユーラシアプレート、フィリピン海プレート、そして太平洋プレートが押し合いへしあいしている先端部にあるらしい。いつだったか、熱海沖で海中噴火があって大騒ぎになったこともあった。しかし、幸いなことに最近は平穏なようである。 最近の地震の発生分布をネット上で調べてみても、少なくとも最近この辺で多発している様子はない。
 同じ火山帯の富士山さえも噴火があり得ない話ではないようで、地下での火山活動がニュースになることがあるが、伊豆の温泉も、富士の勇姿も、永く静かに我々を楽しませて欲しいものである。

 ナマズが目を覚ます前に、早く全線を歩き切ってしまおう。
歩き始めてからの話題は、上のバードビュー・ルートマップにある白丸」をクリックして下さい。
その場で撮ったスナップ写真と小文が登場します
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