三浦半島久里浜の近くの久村という谷戸地に棚田を持つ里山を見つけました。 規模は大きくありませんが、田植えを終えた稲が風にそよいでいました。 |
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その棚田の周辺、隣りの佐原にある慈眼院にはいろいろな花が咲いていました。 | ||
みずみずしいアジサイでした | ||
ホタルブクロが沢山自生していました | ムラサキカタバミです | キンシバイも盛りでした |
6月13日、市民大学「三浦・大地のいぶき」の野外活動で、大変興味深い自然の造形を教えていただきました. 舞台は城ヶ島の南西海岸の岩場です。 |
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火炎構造(Frame Structure:おどりタフ)というそうです。上の写真(左)の右奥や写真(中)の上部を見てください。この地層がずっとつながっていることが分かります。まるで焼き物か彫刻かと思う美しい形にしばし見とれてしまいました。先生のお話では、天然記念物級の大切なものとのこと。約500万年前の地層とのことです。白い火山性の微粒子が堆積し岩石化する前の、軟らかであった時期に上部の新しい砂層との流体界面に何らかの力がかかって下から食い込んで出来た様相と考えられるそうです。自然の不思議を痛感しました。城ヶ島の岩場に行ったらこれは必見です。城ヶ島京急ホテルから遠くない所です。 | ||||
このFrame構造の途中に断層(写真左)や逆断層(写真右)もありました。 | ||||
甌穴(オウケツ)です。勢いよく入ってくる海水がくぼみの中の石を回転させて壁を削って円筒状の穴を作ったものとのこと。この穴はまだ若いということです。 この甌穴を見たのは6月13日でしたが、その3日後の6月16日には、群馬県四万川でも見ることができました。海と川で同じ原理の自然現象がもたらす不思議な造形を、続けて見ることができたのも不思議でした。 |
リップルマーク(Ripple Mark)というそうです。 リップルとは「さざなみ」のこと。さざなみの模様が地層として残ったものとか。 呼び方が素敵ですね。 |
岩の中央部にご注目ください。 並行して走る地層の中で、中央部分だけに曲がりくねった層があります。 これは、スランプ構造とのことです。 海底で起きた地滑りの後にさらに堆積が続いたもののようです。 |
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ハマヒルガオ | ハマダイコン | テリハノイバラ | ||
左の花は「ミヤコグサ」のように 見えるのですが、違うでしょうか。 どなたか教えてください。 今日はここまでです。 ご覧いただき、ありがとうございます。 次号予告 次号は 6月15日に見た赤城山のレンゲつつじです。 ぜひご覧下さい |
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