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黒石よされ
地元の人たちも久し振りに見たという津軽富士(岩木山)が全貌を現して刻々その姿を変えてゆく。弘前から2〜30分のところにある黒石市からもその岩木山を望むことができる。 黒石市は青森県のほぼ中央に位置し、弘前藩から分知した城下町として南津軽の経済と文化の中心であった。今は古いたたずまいを残す町並みとりんごや黒石よされで知られる町である |
黒石よされは日本三大流し踊りとされ、「エッチャホー、エッチャホー」の掛け声のもと、3千人もの踊り手が街を流す。その踊りは何といっても日本の道百選に選ばれている伝統的建造物の中町通り「こみせ」を背景とするところが魅力である。「こみせ」は藩政時代から残るアーケード状の通路で、吹雪や積雪、そして夏の暑さから人を守るためになくてはならなかったものだった。当時の住宅などとともにこれだけまとまった形で残されているのは全国的にも類例がないとのこと。 |
2003年8月16日 下の写真上をクリックすると大きな画像が出ます
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