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JunTac高原鉄道建設記 その3
 
新年を迎えた高原鉄道の段々畑に菜の花が咲きました
今回は、ほぼ完成した高原駅周辺の、菜の花畑の見える風景です
写真をクリックしてください どの写真も大きな画像が出ます
 これまでずっと消えなかった山の雪(2段目左)も、菜の花の季節とともにやっと緑に変わりました。 高原駅周辺では、商店街跡地の復旧工事もほぼ終わって、のどかな田園風景に戻ったようです。 しかし駅前は、この写真には殆んど写っていませんが、鉄道職員用の小さな社宅が2軒あるだけになってしまいました。 この駅の駅舎は、急行列車が停車する地方都市で使われていたといい、もともと小駅にふさわしくない大きな建物ですが、オフシーズンの今は人影もまばらです。
    
 C50が引く貨物列車と森の向こうに霞んでいる遠い山並みは、山梨県道志村の山々です。 実写してきたものを、自作ジオラマの背景として合成した借景です。 上段のパノラマ写真にある遠くの山並みも同様です。
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 菜の花畑のとなりには、何を育てようかと思案中です。  この高原鉄道で蒸気機関車としてはC62、C50の2両でがんばってきましたが、年末になってC11が加わりました。 ローカル線や入れ替え用に活躍した名タンク機関車です。ニセコ号を引くために復活したタイプがこの高原にも来ました。小編成の貨物列車や混合列車、そして二重屋根を持った昭和2年製の旧式客車を引くことになりそうです。
  
 
 C11が走る土手の向こうに見える水面は河口湖です。 与勇輝館前から八木崎越しにオルゴールの森方向を見ています。 河口湖湖畔に鉄道なんかあったっけ、という声が聞こえてきそうですが、背景をこのように変えてみると、イメージががらりと変わります。
  
  駅前商店街は、高原鉄道建設記その2でご紹介したばかりですが、その後、里山風景を保護せよ、との声が大きくなって、急きょ、隣町に移転することになりました。 裁判をしなくても簡単にことが運べることが、この世界の具合の良いところでしょうか。 最上部のパノラマ写真をクリックして拡大したとき、中央やや左上部に、移転した建物の屋根の一部が見えています。 

 ここまでの建設工事で、西側の高原駅周辺がほぼ完成したことになります。まだディテールの追加、手直し工事はあるものの、やっと東側ブロックの工事が再開できそうです。 東側ブロックは、この鉄道の建設を始めたときに着工した由緒ある地域ですが、工事を中断して20数年、再開した今回の工事では後まわしになっていました。 東側は、完成した西側ブロックの約1.5倍の面積があります。 しかし、景観デザインがまだまとまっていません。 若干の客貨車、機関車留置ヤードの増設や高原駅から移転してきた駅前商店街の区画整理までは決まっているのですが・・・・・。

 
完成期限は、国の整備新幹線同様、あるのやら、ないのやら、いずれにしてもずっと先ですから、あわてることはありません。


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