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ありがとうございました
  
 今回の仲間10人とリーダー1人である。 
 若いとき、南米に駐在した経験をお持ちで、世界を飛び回っておられる国際人のYさん。 どうやらグループ最年長らしいが、そうは感じさせないほど、お元気で、 ビデオカメラを手に、グループでいちばん行動範囲が広かった方だ。 グループの御大であり、かつ下記3人娘が独占して離さなかった人気者だった。 すべては猫、とおっしゃる熱烈な愛猫家。 神奈川県にお住まいである。

 岐阜県で、広大な庭をお持ちのFさんは、仕事を引退後の最近、畑仕事のためにトラクターまで買われたそうだ。 好奇心旺盛で、なんでも吸収し、試してしまうが、「実務」はすべて奥さん任せとのこと。 奥様は大変活動的で世界中を駆け回っておられる様子。 Fさんは、今回二人だった愛煙家のお一人だ。
 グループ一のジェントルマンで、東海道を全部歩いたり、三浦半島を縦断したり、とはとても見えない情熱的なSさんのご夫妻
愛煙家のもう一人がSさんだ。 Fさんと二人で、スモーキングゾーン探しに苦労された。 コーヒー愛好家でもある。 奥様も静かな方で、いつも微笑みを絶やさず、ご主人といつも仲良く一緒だった。 Sさんご夫妻も神奈川県からである。

 そういえば、Fさん、Sさんとも、いつもご夫婦一緒で、撮影ポイントでは、奥様を中心に写真を撮っておられた。
 上の写真をよく見ると、どこでもどのご夫婦も肩を寄せ合っている。(写真をクリックすると少し大きくなります)  どうも、我が家だけが異質だったようだ。 二人はいつも別々で、だんなはカメラばかりいじっていて、気がつくといなくなってしまう。 だから、目が離せないし、奥さんの写真などはめったに撮らない。 ばらばら夫婦と、皆さん思ったに違いない。

 今回、存在感の大きさで群を抜いていたのが、通称3人娘である。 こちらもまた、いつも3人一緒である。 正直言って、はじめは、女性3人寄ればなんとか、というではないかと警戒し、迫力にも圧倒されそうであった。 しかし、みなさんとてもやさしくて、楽しいレディで、すぐに心配は吹き飛んだ。 Moさん、Tさん、Miさんで、高校のバスケット部時代からの仲良しとのこと。 それが、いつ頃のことかは不明。 千葉からのお二人と東京から参加とのこと。 みなさん悠然としていて、しかし、やはり好奇心いっぱいで、歩いていて店が現れると、スグ、3人一緒に飛び込んでしまうので、目が離せない、とリーダーは思っていたにちがいない。 

 こんな風に、スグにいなくなるメンバーを何人もかかえて、強力に引っ張ってくれたツアーコンダクターのSさん。 ついついドイツ語で考えてしまう、というから、これはすごい。 明るくて、元気なお嬢さんである。 毎日手書きで作って、最後にコピーを配ってくださった旅のメモ帳は、ホームページ作成の強力なデータとなり、ありがたかった。

 そして、こんな楽しいグループに参加させてもらい、リーダーはじめ皆様に迷惑をかけたのが、家内に言わせると、何とか探検隊のような格好をして、カメラやら何やらを沢山ぶら下げた小生と家内であった。
 
 今回の、このウイーンからプラハに至るボヘミアコースは、今年、初めて設定されたもので、我々が最初の参加者だったそうだ。 ボヘミアの魅力をじっくり味わいたい人が訪れるであろう、新鮮で、魅力的なコースである。
 選んだ理由は、第1に、チェスキー・クルムロフをゆっくり楽しむことができること。 そして、このコースへの参加を決めるのに決定的だったのが、ホラショヴィツェが含まれていることであり、駄目押しはテルチであった。 世界文化遺産オンパレードのコースである。
 終わってみると、予想以上に素晴らしいところであった。 広大で、豊かな田園と、中世そのままの街並みは、歴史の重ささえ忘れさせてしまうほど美しかった。 ヨーロッパの素朴な美しさを味わうことが出来る典型的なコースかもしれない。 穢れていない観光地めぐりでもある。 

 それだけではない。 旅は、仲間次第である。 今回、たいへん恵まれて、旅はとても楽しく、さわやかで、印象は鮮やかであった。
 
 みなさま、お世話になりました。 ありがとうございました。
  

           この旅は、「ロイヤルロード銀座」(JTB) による「旅彩彩」の、「ボヘミアの古都、チェスキー・クルムロフと、プラハ、ウイーンの旅」コースへの参加によるものでした。
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